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放送大学の単位認定試験はカンニングできる?【やめた方がいい理由を正直に解説】

こんにちは、「生涯現役で放送大学に通いたい」もなかです!

この記事を読んでいるあなたは、こんな疑問を持っていませんか?

  • 放送大学の単位認定試験って、カンニングできるの?
  • カンニングしたらバレる?カメラで監視されてるの?
  • ChatGPTやGeminiで答えを出すのはアリ?
  • もし不正だと判断されたら、どうなるの?

正直に答えます。物理的にはできてしまう環境です。でも「やってはいけないこと」として大学がはっきり禁止していて、しかも代償が想像よりずっと大きいです。

📌 この記事でわかること

  • 単位認定試験の仕組み(Web受験・1科目50分・1回だけ)
  • Webカメラによる本人確認が今どこまで導入されているか
  • 生成AI(ChatGPT・Gemini)の使用は禁止されているという公式の見解
  • 不正行為と判断されたときに起こること
  • 通信指導と単位認定試験の扱いの違い
  • カンニングより楽に合格できる正攻法のコツ5選

この記事では、放送大学に在学中のわたしの体験と、放送大学公式サイトに書かれている内容をあわせて、正直にお伝えします。記事の最後に参照した公式ページのリンクをまとめてありますので、最新の情報は必ずご自身でもご確認ください。

そもそも単位認定試験ってなあに?

放送大学は通信制の大学なので、基本は自宅で学習を進めます。ただし単位を取るには、学期の途中に提出する通信指導と、学期末の単位認定試験の2つを越える必要があります。通信指導に合格した科目だけが、単位認定試験を受けられる仕組みです。

Web受験方式で、1科目50分・1回だけ

現在の単位認定試験は、ごく一部の郵送受験科目を除いてすべてWeb受験方式です。試験期間中なら自宅から24時間いつでも受けられます。ただし条件があって、ここが意外と厳しいところです。

Web単位認定試験のルール
  • 1科目あたりの制限時間は50分
  • 受験開始ボタンを押すとカウントダウンが始まり、一時停止はできない
  • 受験画面を離れてもカウントダウンは進み続ける
  • 1科目1回のみ受験可能
  • 提出ボタンを押さないまま時間切れになると、その時点の解答が自動提出される
  • 出題形式は科目ごとに択一式・記述式・併用式のいずれか(授業科目案内に記載あり)
  • 出題範囲は第1回から第15回までの放送授業と、対応する印刷教材

「画面を離れてもカウントは止まらない」というのが地味に効きます。教科書をめくったり検索したりしている時間も、そのまま50分から引かれていくということです。

合格ラインは60点(C以上)

成績はⓐ(90点以上)・A(80点以上)・B(70点以上)・C(60点以上)・D(50点以上)・E(50点未満)の6区分で、C以上が合格です。満点を狙う試験ではなく、6割取れれば単位になります。ここを知っておくだけで、だいぶ気持ちが軽くなりますよね。

Web受験方式の詳しい流れや操作の注意点はこちらにまとめています↓

【正直に答えます】カンニングはできるの?

自宅で1人で受ける試験なので、物理的には教科書を開くこともネットで調べることもできてしまいます。ここを隠しても意味がないので正直に書きます。わたし自身も「以前苦労した日本国憲法の科目、自宅なら有利だったかも…」と一瞬よぎりました(笑)。

ただ「できる」と「していい」はまったく別の話です。放送大学は単位認定試験のルールとして、他者の文章をそのまま引き写して自分の解答のように使う剽窃行為と、他者に解答を求める行為を禁止しています。そのうえで、生成AIの使用も明確に禁止しています(次の章で詳しく書きます)。

なお「教材を手元に置いていいのか」という参照の可否については、学期ごとに大学から「単位認定試験受験に際しての注意事項」が示されます(システムWAKABAの学内連絡に掲載されます)。自分の感覚で判断せず、その学期の注意事項を必ず読んでから受験するのが正解です。

Web試験にカメラ監視はあるの?【2026年度時点】

「カンニングしたらバレるのか」を気にしている方が一番知りたいのは、たぶんここだと思います。結論から書きます。

Webカメラによる本人確認の現状
  • 大学院科目を自宅で受験する場合は、Webカメラを使った本人確認がすでに実施されています
  • 受験中のランダムなタイミングで撮影され、システムWAKABAに登録した顔写真と照合されます
  • 撮影された画像は検証後すみやかに廃棄され、本人が確認することはできません
  • 学部科目には、現時点では導入されていません(導入時期は未定とされています)
  • カメラを持っていない方・撮影に同意しない方は「撮影不同意/不所持申請」を行い、学習センターで受験します
  • オンライン授業科目は単位認定試験自体がないので、カメラ確認もありません

つまり学部生の自宅受験は「今はまだカメラなし」、大学院生は「もうカメラあり」という状態です。そして学部についても「導入時期は未定」という書き方なので、入らないと決まったわけではありません。

大学が「試験の厳格性と公正性を高めるための取り組み」としてカメラを入れ始めた、という流れは押さえておいたほうがいいと思います。数年前の自宅受験とは、空気がはっきり変わってきています。

ちなみにコロナ禍のころの自宅受験(郵送方式)はまた別の雰囲気でした。当時の記録はこちらです↓

試験中にChatGPTやGeminiを使うのはアリ?→ 公式に禁止されています

ここが今いちばん検索されているテーマだと思うので、はっきり書きます。放送大学は、単位認定試験の受験中に生成AIを使用することを禁止しています。よくあるご質問のページに、そのまま項目として載っています。

理由の立て方も筋が通っていて、単位認定試験は「学習を通じて身につけた知識や考え方の到達度を測るもの」だから、学生自身が思考して解答することを求めている、という整理です。そのうえで、もともと禁止されている剽窃行為や他者に解答を求める行為と、生成AIで解答する行為は同類になり得るとしています。

⚠ ここが一番大事です

生成AIを使った場合は不正行為として取り扱われ、実際に使った科目だけでなくその学期に受験した科目すべてを無効にする場合があり、さらに懲戒処分が下される場合もあるとされています。

「1科目くらい」ではないんです。その学期に受けた全科目が飛ぶ可能性があると書かれています。

不正行為とみなされたらどうなる?

前の章の内容を、もう少し現実的な損失に置き換えて考えてみます。仮に1学期に5科目受けていて、そのうち1科目でAIを使ったとします。それが不正と判断されれば、残りの4科目も無効になり得るということです。

放送大学の学費は1科目あたり数千円から1万円台なので、5科目なら数万円。それに加えて、半年かけて読んだ印刷教材の時間、15回分の放送授業を見た時間、通信指導を提出した労力が全部消えます。卒業を目指している方なら、卒業が半年遅れるという意味にもなります。

さらに、懲戒処分の可能性も明記されています。処分の具体的な内容や手続きは学則および学生生活の栞に基づいて運用されるものなので、気になる方は在学中に配布される最新版(2026年度からはPDFなどの電子版になります)で確認しておくのが確実です。

正直に言うと、リスクとリターンがまったく釣り合っていません。得られるのは1科目の単位、失う可能性があるのは学期まるごとと学籍です。

通信指導と単位認定試験、扱いはどう違う?

「通信指導はカンニングになるの?」という疑問もよく検索されています。この2つは性質がかなり違うので、整理しておきます。

通信指導は、学期の途中に一度、前半の範囲から出題された課題をWebで提出して、担当教員の添削を受けるものです。合格すると単位認定試験の受験資格が得られます。問題は第1学期なら4月上旬、第2学期なら10月上旬からシステムWAKABAに掲載されるので、提出期間より前から問題そのものを見ることができます。そして制限時間の定めもありません。もともと教材を読み込みながら取り組む前提の課題、という位置づけです。

ただし提出は一発勝負で、1回目に送信した解答で評価され、提出後の訂正はできません。ここだけは注意してください。

いっぽう単位認定試験は50分・1回のみ・自力で解答することを求められる試験です。生成AIの禁止が公式に明記されているのも、こちらの単位認定試験の受験中についてです。通信指導におけるAIの扱いについては、わたしが確認した範囲では公式サイトに明示的な記載を見つけられませんでした。迷ったときは学生課に問い合わせるのが一番確実です。

そして実務的にいちばん大事なのは、通信指導は単位認定試験の最良の予習教材だということ。試験に出る内容と重なる部分が多いので、ここを丁寧にやるだけで試験がぐっと楽になります。

それでもカンニングをやめた方がいい4つの理由

ルールの話はここまでにして、わたしが個人的に「やめた方がいい」と思う理由も書かせてください。

① 知識が身につかず、後で必ず困る

放送大学で学ぶ目的は「資格取得」「自己成長」がほとんどだと思います。カンニングで単位を取っても、試験が終われば何も残りません。特に看護・法律・福祉・心理など実務に直結する科目では、理解していないと現場で本当に困る場面が来ます。

② 合格の達成感・学びの深さが得られない

苦労して正面から向き合った科目ほど、記憶に残り、次の学びへのモチベーションになります。わたしは一度「事例から学ぶ日本国憲法」で不合格になり、悔しくて本を何冊も読んで合格しました。その経験があったから法律にも興味を持て、税や労働のルールを学ぶきっかけにもなりました。苦労の末に得るものは大きいのです。

③ 学費と時間がもったいない

せっかく自分のお金と時間を使って学んでいるのに、カンニングでは何も積み上がりません。放送大学の学費は安く設定されていますが、それでも時間・労力・お金をかけているのです。

④ 不正が発覚したときの損失が大きすぎる

前の章で書いたとおり、公式に「その学期の全科目を無効にする場合がある」「懲戒処分が下される場合もある」と示されています。加えて大学院科目ではすでにWebカメラによる本人確認が動いており、学部への導入も未定という表現です。環境は年々厳しくなる方向で、リスクを冒す価値はまったくありません。

Web受験方式は、自宅でリラックスして受けられる分、誘惑も多い環境です。だからこそ「ちゃんと自分の言葉で答える」という姿勢を大切にすることが、長い目で見て一番の近道だと思っています。

カンニングより楽!正攻法で合格するコツ5選

「カンニングしたくなるほど試験が不安…」という方に、実際にわたしが実践している勉強法をお伝えします。これを知るとカンニングが馬鹿らしくなるくらい、試験が楽になります。

① 過去問を徹底活用する

放送大学の単位認定試験は、過去問と似た問題が出やすい傾向があります。しかもうれしいことに、過去問は大学が公式に公表しています。システムWAKABAの「学内リンク」内にある「過去の単位認定試験問題・解答等」のページ、または学習センターで閲覧できます。

試験問題はすべての科目が公表され、解答は主任講師の了承があった科目のみ(それ以外は解答のポイントなどが掲載されます)。公表期間は試験終了後から約1年間なので、早めに見て保存しておくのがおすすめです。3〜4年分解くだけで出題傾向がつかめて、一気に合格率が上がります。

② 通信指導をしっかり取り組む

単位認定試験に出る内容は、実は通信指導の設問と重なる部分が多いです。通信指導を「ただ提出するだけ」ではなく、なぜその答えになるのかを理解しながら解くだけで、そのまま試験対策になります。

③ 試験直前に放送授業を見返す

Web受験方式では試験を自宅で受けられるので、試験期間中に該当科目の放送授業をもう一度見返すのが最も効率的な対策です。全部見直す必要はなく、重要そうな回だけピックアップすればOK。30分から1時間の投資で合格率が大きく変わります。

④ 体験版で操作を先に済ませておく

これは意外と効きます。Web単位認定試験システムには体験版があり、ログインから解答提出までの流れを本番前に練習できます。しかも入学前の方でもゲスト用の体験版を触ることができます。

50分の制限時間は、操作に迷っている時間も容赦なく減っていきます。本番で使う端末で必ず一度は通しで触っておいてください。スマホやタブレットでも受験できますが、機種によって文字の大きさやレイアウトが変わるので、受ける端末で確認しておくのが安全です。

⑤ 50分を「調べる時間」ではなく「書く時間」に使う

これがいちばん実感していることです。手元で教材をめくったり検索したりし始めると、あっという間に時間が溶けます。カウントダウンは画面を離れても止まりません。

逆に、範囲を一度通して理解しておけば、択一式なら50分はかなり余裕があります。調べながら解くより、覚えてから解くほうが速くて楽。これは本当です。

単位認定試験は難しい?よくある疑問Q&A

難易度はどれくらい?

合格ラインは60点(C以上)で、出題範囲は第1回から第15回までの放送授業と印刷教材です。範囲外から出ることはありません。印刷教材を通読して過去問を数年分こなせば、多くの科目は十分に届く難易度だと感じています。

落ちたらどうなる?

放送大学には再試験の制度があります。新規に科目登録した学期に単位を取れなかった場合、次の学期に学籍があれば(休学中を除く)、あらためて科目登録をしなくても再試験を受けられます。再試験のための授業料もかかりません。わたしも一度落ちた科目をこの制度で取り直しました。

ただしオンライン授業科目は通信指導と単位認定試験を行わないため再試験がなく、単位を取れなかった場合は再度の科目登録が必要です。ここは注意してください。

結果はいつわかる?

システムWAKABAの「教務情報→履修成績照会」で、第1学期は8月中旬ごろ、第2学期は2月中旬ごろに確認できます。成績通知書も郵送されますが、郵便事情によって疑義や異議申し立ての締切を過ぎて届くこともあるので、WAKABAで確認するほうが確実です。

自分の解答は後から見られる?

Web受験した科目については、試験問題の公表日から疑義受付期間の終了日までのあいだ、Web単位認定試験システム内で提出した解答内容を確認できます。「あの問題どう答えたっけ」というモヤモヤは、ちゃんと解消できる仕組みになっています。

途中で回線が切れたら?

制限時間内であれば、受験を開始したのと同じ手順で再開できます。ただし中断していた時間もカウントダウンは進んでいるので、残り時間はその分減ります。

自然災害や大学側のシステム障害など個人の責によらないトラブルの場合は、試験期間内に問い合わせれば救済措置が講じられる場合があります。一方で、自分のパソコンの故障・バッテリー切れ・保存忘れなどは救済の対象外です。試験期間の終わりぎわに受けるのは避けたほうがいいですね。

自宅で受けたくない場合は?

自宅にインターネット環境がない、パソコンの操作が難しいといった事情がある方は、申請すれば学習センターで受験できます。「記述・併用のみ学習センター受験」という選び方も可能です。ただし学習センター受験の場合は、指定された試験日・時限に受ける必要があり、申請期間も決まっているので早めの手続きが必要です。

そのほかの細かい疑問はこちらにもまとめています↓

まとめ|カンニングより「正攻法」の方が絶対に得をする

整理すると、こういうことです。

  • 自宅受験なので物理的にはできてしまう環境
  • でも剽窃・他者に解答を求める行為・生成AIの使用は公式に禁止
  • 不正と判断されるとその学期の全科目が無効になる場合があり、懲戒処分の可能性もある
  • 大学院科目ではすでにWebカメラによる本人確認が実施、学部も導入時期は未定
  • 合格ラインは60点。過去問と通信指導をやれば十分届く

カンニングで得られるものは「単位」だけ。失う可能性があるのは、その学期の全科目、学費、半年の時間、そして自分への信頼です。

放送大学で学ぶ理由は人それぞれですが、せっかく時間とお金をかけるなら、正面から向き合った方が圧倒的にお得だと思います。50分の試験は、ちゃんと準備した人にとっては本当にあっという間に終わります。

放送大学の学び方全体については、こちらにまとめています↓

もなか
ズルを考えるくらい不安だったその気持ち、すごくわかります。でも大丈夫、過去問と通信指導だけで十分いけますよ!

参考にした放送大学公式ページ

この記事の制度に関する記述は、以下の放送大学公式サイトの情報をもとにしています(2026年8月時点)。制度は変更されることがありますので、受験前に必ず最新の情報をご確認ください。

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