
こんにちは、看護師大家もなか(@monaka_nurse)です!
「生活保護の入居者って、なんかトラブルが多そう…」「高齢者を入居させたら孤独死が怖い」——そういった話をよく聞きます。
でも看護師大家のわたしは上記のような方も積極的に受け入れています。
生活保護受給者や高齢者への入居を歓迎することは、これからの不動産経営において他の大家との強烈な差別化になると実感しています。
この記事では、わたしが実践している入居者審査のコツ、孤独死リスクへの具体的な対策、そして地域の支援機関を味方につける集客方法まで、まとめてお伝えします😊
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なぜ今、生活保護・高齢者入居を歓迎すべきなのか
この市場、これからどんどん大きくなります
日本は2025年に団塊の世代が全員75歳以上となる「2025年問題」を迎えました。単身高齢者・生活保護受給者・障がい者など、いわゆる「住宅確保要配慮者」と呼ばれる方々の数は、今後も増え続けます。
国土交通省の「住宅セーフティネット制度」でも民間賃貸住宅での受け入れが推進されていて、行政もサポートを強化しています。他の大家さんが断り続けているうちに今のうちからこの市場に慣れておくのは、今後の大きな強みになります。
実は「一般入居者より安定している」ことがある
「生活保護の人は家賃を払ってくれないんじゃないか」という不安、わかります。でも、生活保護受給者の場合、住宅扶助費がケースワーカーを通じて直接または代理納付で支払われる仕組みがあります。
つまり、家賃が毎月確実に入ってくるという点では、むしろ一般入居者よりも安定していることがあるんです。若い入居者の方が転職・失業・夜逃げのリスクが高いことを考えると、一概に「怖い」とは言えません。
高齢者も同様で、年金は毎月一定額が保証されているので、収入の変動リスクがほぼない。「不安定さ」という意味では、会社員の若者より安定していると感じることもあります^^;
ただし直接家賃が振り込まれるような体制は整えておきましょう。
家計管理が苦手な方は、家賃分の支給額を先に使ってしまうことがあります^^;
看護師の経験が活きる!入居者審査のコツ
「人を見る目」が審査の最大の武器になる
看護師は初対面の患者さんから短時間で「この人の状況・家族関係・社会的サポートの有無」を読み取らなければなりません。
その習慣が、情報収集能力を高めていると感じます。
わたしが内見や申し込み時に必ずチェックしていることは以下のようなものです。
- 家族や支援者がいるか:保証人・緊急連絡先の名前だけじゃなく、「何かあったときに実際に動いてくれる人がいるか」を確認します。聞きにくい内容で自然に聞けることが看護師の強みだと思っています。
- ケアマネ・ケースワーカーがついているか:これが一番大事かもしれません。高齢者にはケアマネジャー、生活保護受給者にはケースワーカーが担当についているかどうかで、問題が起きたときの対処速度がまったく違います。
- 日常生活がちゃんと送れそうか:会話のテンポ、身だしなみ、持ち物の状態…。認知機能に少し不安を感じたときは、家族や支援者との3者面談を必須にしています。
- 服薬・通院が継続できているか:これも看護師ならではの視点ですが、きちんと通院・服薬できていると確認できれば安心感がぐっと上がります。
受け入れ基準は事前に決めておく
「なんとなく不安だから断る」ではなく、事前に明文化した基準を持つのが大切です。わたしは以下を目安にしています。
- ケアマネまたはケースワーカーが担当についていること
- 緊急連絡先が2名以上いること(家族・支援機関など)
- 見守りサービスへの加入に同意してもらえること
- 定期的な安否確認の連絡に応じてもらえること
「厳しいんじゃないか」と思うかもしれませんが、むしろ支援者がついている方はこの条件を喜んで受け入れてくれることが多いんです。「大家さんがそこまで考えてくれるなら安心して住める」と言ってもらえたことが、実際に何度もあります。本人の安心にもつながるので「監視ではなく、あなたの安全のため」といった思いをしっかり伝えます。
孤独死リスクへの具体的な対策
見守りサービスを入居条件にする
高齢者の単身入居で一番ネックになるのが孤独死への不安ですよね。でも今は、手頃で使いやすい見守りサービスがたくさんあります。
入居条件として加入をお願いすることで、わたし自身の安心感も上がりますし、ご家族にも「ちゃんと見てもらえる大家さんだ」と思ってもらえて、むしろ喜ばれます😊
代表的なものをざっくりまとめるとこんな感じです。
- 電気・水道の使用量確認サービス:一定時間使用がない場合にアラートが届く仕組み。自治体や通信会社が提供しているものもあります。
- スマートロック・センサー型見守り:ドアの開閉や人感センサーで異変を検知。スマホで確認できるので大家側もラクです。
- 宅配便タイプの見守りサービス:ヤマト運輸や郵便局が提供する定期訪問・電話確認型。家族が遠方でも安心。
- 見守り専用アプリ・GPSデバイス:より細かく状況確認したい方向け。
LINE公式アカウントで「直接つながれる状態」を作る
わたしが特に力を入れているのが、LINE公式アカウントを使った入居者とのコミュニケーションです。メールや電話より圧倒的に返信率が高いですし、高齢者でもLINEを使っている方が本当に増えました。
実際にやっていることはこんな感じです。
- 定期的安否確認メッセージを一斉配信する
- 季節の変わり目に体調や設備に関するお知らせを送る
- 緊急連絡先・手順をリッチメニューに固定しておく
- 入居者が直接わたしにメッセージを送れる窓口にする
今は業者に頼まなくてもAIで簡単に作れるようになってきています、おそろしや。
「何かあったらすぐ連絡してね」という関係性を最初から築いておくことが、異変の早期発見に直結します。入居者さんも「相談できる大家さんがいる」と思えるだけで、住みやすさがぐっと上がるはずです。
【重要】孤独死が起きたとき、「事故物件」になるの?
大家さんが一番恐れているのが「事故物件になってしまうかも」という点だと思います。ここは正確に知っておきたいところです。
国土交通省が2021年10月に策定した「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」では、以下のように整理されています。
- 自然死(老衰・病死)や不慮の事故死(転倒・急病など)は、原則として告知不要
- ただし、発見が著しく遅れて特殊清掃が必要になった場合は、自然死でも告知が必要になる可能性がある
- 自殺・他殺・特定感染症による死亡は告知が必要
つまり、死後できるだけ早く発見・搬送できれば、事故物件扱いにならないケースが多いんです。
これって、まさに見守りサービスやLINEでの定期確認が効いてくる部分ですよね。「早期発見の仕組みを整える」ことが、入居者さんの命を守ることと、大家としてのリスク管理の両方につながっています。看護師として現場で培ってきた「異変の早期察知」の発想と、まったく同じです。
📌 ポイントまとめ
孤独死=即「事故物件」ではありません。自然死・病死で、かつ早期発見・搬送できた場合は告知義務の対象外となるケースが多い。見守り体制を整えることが最大のリスクヘッジです。
集客のための営業先|地域の支援機関と連携しよう
高齢者・生活保護受給者の入居を受け入れると決めたら、次はどこに動けばいいかですよね。一般の不動産ポータルへの掲載だけじゃなく、地域の支援機関とつながることが大きな差別化になります。
わたしがおすすめする営業先はここです
- 地域包括支援センター:高齢者の総合相談窓口。住まいに困っている方の情報が集まるので、「高齢者歓迎・見守り体制あり」の大家として認識してもらえれば、継続的に紹介してもらえます。
- 居宅介護支援事業所(ケアマネ事務所):担当の高齢者が転居を検討しているとき、ケアマネさんは信頼できる物件を探しています。「高齢者入居可・看護師大家」というのは、それだけで大きな安心材料になるはずです。
- 市区町村役場(福祉課・生活保護担当課):生活保護受給者の住まいを探しているケースワーカーさんが多数います。「生活保護可の物件」として周知してもらうと、定期的に問い合わせが来るようになります。
- 社会福祉協議会:地域福祉全般を担う機関です。物件情報を提供しておくだけで、顔の見える連携関係が作れます。
- NPO・支援団体:ホームレス支援・DV被害者支援・障がい者支援などを行うNPOは、緊急で住居が必要な方の相談を日常的に受けています。こうした団体とのつながりも持っておくと心強いです。
「どんな大家か」を具体的に伝えることが大事
これらの機関に連絡するとき、単に「物件があります」だけじゃなく、受け入れ体制を具体的に伝えることで、一気に信頼感が変わります。
たとえば、こんなふうに話してみています。
「看護師として10年以上働いてきた経験があって、高齢者・生活保護受給者の入居を積極的に歓迎しています。入居後は見守りサービスへの加入をお願いしていて、LINE公式アカウントで定期的な安否確認もしています。ケアマネさんやケースワーカーさんとの連携も大歓迎です」
この一言で、担当者の反応がまったく変わります。「この大家さんなら任せられる」と感じてもらえると、繰り返し紹介してもらえる関係が生まれます。看護師という職業への信頼感が、大家業にもそのまま活きる場面のひとつだと実感しています😊
まとめ|看護師大家だからこそできる、人に寄り添う不動産経営
生活保護受給者や高齢者の入居は「リスク」ではなく、正しい知識と仕組みを整えれば安定収益と社会貢献が両立できる機会だとわたしは思っています。
看護師として身につけてきた「人を見る目」「コミュニケーション力」「リスク感知の発想」——これ全部、大家業に直結するスキルです。支援機関と連携して、見守り体制を整えて、入居者さんとの信頼関係を丁寧に築いていけば、他の大家が断り続けている物件でも満室にできる強みになります。
まずは、近くの地域包括支援センターかケアマネ事務所に一本電話してみてください。意外なほど「ありがとうございます!」と喜ばれますよ。
✅ この記事のまとめ
- 生活保護・高齢者入居は今後増える市場。先行することで競合優位に。
- ケアマネ・ケースワーカーがついていることを審査の重要条件にする。
- 見守りサービスとLINE公式アカウントで孤独死の早期発見体制を整える。
- 自然死・病死で早期発見できれば、事故物件扱いにならないケースが多い。
- 地域包括支援センター・ケアマネ事務所・役場・社会福祉協議会への営業で集客を安定させる。















