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「FIREしたら、もう働いてはいけない」──そんな風潮を感じることがあります^^;

でもそんなルールはどこにもありません。FIREとは「働かされる状態から自由になること」であって、「一切働いてはいけない状態になること」ではないですよね。自由になったからこそ、好きな条件で働いてもいいし、逆に全く働かなくてもいい。それを決めるのは、全部自分自身です。

この記事では、わたしの体験をもとに、完全無職を満喫した時期のこと、ちょっと働いてみた時期のこと、そこから気づいたことなど、リアルな体験談をお話しします。FIREを目指している方にも、すでにFIREした方にも、「自由な生き方のヒント」として読んでもらえたら嬉しいです。

📌 この記事でわかること

  • FIRE後に「少し働く」ことで得られる具体的なメリット
  • 週3日バイトで社会保険に入る方法とマイクロ法人との比較
  • 看護師・保健師ならではの強みと職場の選び方
  • わたしが市役所保健師バイトを選んだ理由と実際の体験談
  • 完全無職期間を経て気づいたこと・今後の働き方

この記事の目次 クリック出来ます

FIRE後に「少し働く」ことのメリット|完全リタイアにこだわらなくていい理由

「FIREしたら働いてはいけない」というルールはありません。働くかどうかは、完全に自分次第です。

ただ、FIREしたばかりの頃は「せっかく辞めたのにまた働くの?」と葛藤する人も多いはず。わたし自身、最初はそう思っていました。

でも実際に約970連休を満喫したあと、あらためて仕事に触れてみると、「完全に働かない」より「少しだけ働く」方が、お金も精神的な充実感もどちらも得られることに気づいたんです。

FIRE後に少し働くメリット一覧

「なぜFIRE後にあえて働くのか」──その答えは、実はひとつではありません。

  • 生活リズムが整う:完全無職だと昼夜逆転や無気力になりやすい。週数日の予定があるだけで日常にメリハリが生まれる
  • 社会とのつながりが保てる:孤立感・停滞感を防ぎ、精神的な充実感につながる
  • 資産の取り崩しペースが落ちる:月15〜20万円の収入があるだけで、資産寿命が大きく伸びる
  • 社会保険(健康保険+厚生年金)に入れる:国民健康保険より保険料を抑えられるケースがある
  • 節税になる:給与収入があると、事業の赤字と損益通算して所得税を減らせる
  • スキル・資格が維持できる:看護師・保健師は働き続けることで現場感覚が落ちない

これらのメリットを最大限に活かせるのが、週3日程度の「ちょうどいい働き方」です。フルタイムほど疲れず、完全無職ほど孤立しない。そのちょうど中間に、最適解があると感じています。

FIREの種類と「週3日労働」の位置づけ

FIREにはいくつかの形があります。整理しておきましょう。

  • フルFIRE:完全に労働収入ゼロで、資産だけで生活する
  • サイドFIRE(バリスタFIRE):少額の労働収入と資産収入を組み合わせる
  • コーストFIRE:老後分の資産はすでに確保済みで、生活費だけ働いて稼ぐ

週3日だけ働くスタイルは、サイドFIRE・コーストFIREに近い考え方です。「労働が嫌だから完全に辞める」ではなく、「自分のペースで、楽しく続けられる分だけ働く」という発想です。

週3日バイトは「マイクロ法人代わり」になる|社保最適化の仕組み

FIREした人がよく使う節税戦略に「マイクロ法人」があります。自分で小さな法人を設立して役員報酬を出し、社会保険に加入することで保険料を最適化する方法です。

でも実は、週3日程度のアルバイトでも社会保険に加入できるケースがあります。マイクロ法人のような法人維持コストや手続きの手間なしに、同じ効果を得られる可能性があるんです。

社会保険に入れる条件(2024年以降)

パート・アルバイトでも、以下の条件を満たすと社会保険(健康保険+厚生年金)に加入できます。

  • 週の所定労働時間が20時間以上
  • 月額賃金が8.8万円以上(年収換算106万円以上)
  • 2ヶ月を超える雇用見込みがある
  • 学生でない

週3日・1日7〜8時間勤務なら週21〜24時間になるので、ほとんどの場合で社保加入の条件を満たします

看護師・保健師として週3日勤務すれば、月収は職場や地域によりますが15〜25万円程度になることも珍しくありません。これは「社保に入るための最低ライン」を余裕でクリアします。

マイクロ法人との比較

マイクロ法人週3日バイト
社保加入◎ できる◎ できる
設立・維持コスト△ 数万円〜/年◎ 不要
手続きの手間△ 多い◎ ほぼなし
労働収入△ 少額が多い◎ それなりにある
節税効果◎ 高い○ 事業赤字と損益通算できる

マイクロ法人はより高度な節税効果が期待できますが、法人維持の手間やコストが気になる方には、週3日バイトの方がシンプルでおすすめです。

給与収入があると「事業の赤字」を節税に使える

FIREしている方の中には、不動産や副業など、何らかの事業をしている方も多いはず。

このとき、給与収入があると事業の赤字(損失)を給与所得から差し引けるケースがあります(損益通算)。

たとえば、不動産の修繕費や減価償却費で事業が赤字になっていても、給与所得があれば合算して所得税を減らせます。完全に無職でゼロ収入の状態より、少し給与があった方が節税になるケースは意外と多いんです。

わたし自身、バイト復帰した年はこの効果を実感しました。給与+不動産+株でトータル収入が過去最高になった月もあったほどです。

※ 損益通算の可否は事業の種類や状況によって異なります。詳しくは税理士へご相談ください。

看護師・保健師だからこそ週3日バイトが最強になる理由

週3日バイト戦略は誰でも使えますが、看護師・保健師には特有のアドバンテージがあります。

資格職だからブランクがあっても即復帰できる

わたしはFIRE後に970日以上無職だった状態から、保健師として市役所にあっさり採用されました。

看護師・保健師は国家資格なので、ブランクが数年あっても資格は失効しません。需要も高く、再就職の難易度が低いのが最大の強みです。

免許さえ持っていれば、「辞める→休む→また働く」のサイクルを何度でも繰り返せます。

週3日でも「それなりの給料」になる

一般的な職種と比較して、医療職は時給・日給が高い傾向があります。

  • 看護師のバイト時給:1,500〜2,500円程度(病院・施設により異なる)
  • 保健師のパート月収:15〜22万円程度(自治体・業務内容による)

週3日でも月収15〜20万円前後になることが多く、生活費の一部をカバーしながら資産を温存できます。資産の取り崩しペースを落としたい人にとっては、かなり有効な手段です。

職場の選択肢が広い

看護師・保健師の求人は多岐にわたります。

  • 病院・クリニック(外来・健診)
  • 市区町村の保健センター・市役所
  • 企業の産業看護師
  • 保育園・幼稚園・学校
  • 健診センター

体力的にきつい夜勤や急性期を避けて、自分のライフスタイルに合った職場を選べるのが医療職の特権です。

わたしの体験談|完全無職から週3日バイトへ

ここからは、実際にわたしが経験したことをお話しします。「理論」ではなく「リアルな体験」として読んでもらえたら嬉しいです。

FIRE直後:完全無職の約970日間

FIREしてからまず選んだのは、完全無職でした。約970日──2年半以上、一切働かない生活を送りました。

これが本当に楽しかった。「完全に時間が自由」な状態でしか気づけないこと、楽しめないことが確かにありましたし、そこで感じた解放感や気づきは、今でもわたしの土台になっています。

ただ、しばらく経つと「社会とのつながりが薄れていく感覚」や「このままでいいのかな」という気持ちも少し出てきました。完全無職の自由さを満喫しながら、同時に「何かやってみたい」という気持ちも自然に芽生えてきたんです。

詳しい体験談はこちら→FIRE後に6ヶ月だけ仕事復帰してみました

仕事復帰:市役所の保健師バイトを選んだ理由

復帰先として選んだのは、市役所の保健師バイト(週3日勤務)でした。

選んだ理由はシンプルで、「ホワイトそうだから」。急変対応も夜勤もなく、残業も少ない。FIRE後の「ちょうどいい働き方」として、これ以上の選択肢はないと思いました。

市役所バイトの実際の待遇

  • 有給休暇あり
  • ボーナスあり(正規職員より少ないですが)
  • 年末年始休暇あり
  • 祝日は休み(月給制なので祝日分は丸々得)
  • 残業ほぼなし
  • 持ち帰り仕事なし

月給制なら、祝日が多い月は「働かずに給料が増える」状態になります。5月のゴールデンウィーク明けの給与明細を見たときは、思わず笑ってしまいました。

働いてみて気づいたこと

市役所の保健師業務は、地域住民の健康相談・保健指導・健診フォローなどが中心です。病院のような急変対応や夜勤はなく、定時に帰れる日がほとんど。精神的なプレッシャーも病棟と比べると格段に低く感じました。

そして皮肉なことに、完全無職を十分に満喫したからこそ、仕事の楽しさを以前より素直に感じられるようになりました。「働かなくていい」状態で「あえて働く」のと、「働かなければいけない」状態で働くのとでは、同じ仕事でもまったく違って感じるものです。

「仕事は楽しいけど、週5はきつい」──これが正直なところ。週3日だからこそ、無理なく続けられると実感しています。

今後の働き方イメージ

今はバイトはしておらず、仲間と会社をしたり不動産賃貸業を楽しんでいます。ですが今後も週3日バイトを楽んだり定期的に「完全に働かない期間」も意識的に設けたいと思っています。休む自由も、FIREで手に入れた大切な選択肢のひとつです😊

そしていつかは、看護師や保健師とは関係なく──スタバやディズニーでバイトしてみたいとも思っています。

そういった自由を手に入れるためにもやはりフルFIREできる資産を築いてからのリタイアの方が安心かな?と思います。

週3日バイトを始める前に確認しておきたいこと

メリットだけでなく、注意点もお伝えします。

 

勤務日数・時間の交渉はあらかじめしっかりと

求人票に「週3日OK」と書いてあっても、実際には週4〜5日を求められるケースもあります。

採用面接の段階で「週3日以上は対応できない」と明確に伝えることが大切です。資格職なら強気で交渉できますし、条件が合わなければ別の求人を探せばいいだけです。

社保加入後の扶養への影響に注意

配偶者の扶養に入っている方は、社保加入によって扶養から外れる可能性があります。世帯全体での社保料・税負担のバランスを確認しておきましょう。

FIREしたら、まず「完全無職」を楽しんでみるのもあり

個人的には、FIREしたばかりの人にはまず半年くらいは完全に無職を楽しんでほしいと思っています。

「完全に時間が自由」な状態でしか気づけないこと、楽しめないことが必ずあります。そこを飛ばして週3日バイトに移ると、「思ったより自由じゃなかった」と感じるかもしれません。せっかくFIREしたのならばゆっくり休んでみるのはいかがでしょうか。実際はやりたかった旅行や遊びがあると思うのでのんびりしている暇は無いとも思いますが笑

看護師・保健師が週3日バイトを探すおすすめの方法

週3日勤務の求人を探す際は、看護師専門の転職サイトが最も効率的です。

「週3日」「パート」「ブランクOK」といった条件で絞り込めるため、一般の求人サイトよりも探しやすいです。複数のサービスに登録して幅広く情報収集することをおすすめします。

特に保健師求人は数が限られているため、エージェントに希望条件を細かく伝えておくと見つかりやすくなります。

▼ 看護師の転職・求人選びの詳しいコツはこちら
看護師転職で年収100万円アップ|失敗しない円満退職・職場選びの実体験まとめ

リタイア後は、もう医療にこだわらなくてもいい

ここまで医療職での週3日バイトをおすすめしてきましたが、正直に言うと──リタイア後は医療にこだわる必要はまったくないと思っています。

資産収入だけで生活が成り立つなら、そもそも「稼ぐ」ために働かなくていい。だったら、純粋に楽しいと思える仕事をすればいいんです。

社保最適化や節税は「賢く働くための手段」にすぎません。最終的には、ただ楽しく生きるだけ。それがわたしの目指すリタイア後の働き方です。

よくある質問

Q. FIREしてから働くと、FIREの意味がないのでは?

A. FIREの本質は「働かされる状態から抜け出す」ことで、「絶対に働かない」ことではありません。自分の意志で・好きな条件で・楽しく働くなら、それはFIREの精神と矛盾しません。

Q. 市役所の保健師バイトはどうやって見つければいい?

A. 自治体の公式ウェブサイト(採用情報ページ)か、ハローワーク、看護師転職サイトで「保健師 非常勤 市区町村」と検索すると見つかります。採用時期は自治体によって異なるので、定期的にチェックするのがコツです。

Q. 看護師でおすすめのバイトはほかにもある?

A. 週3日程度なら、医療職はどこでも楽しめると思います。まずは単発バイトから試してみるのがおすすめです。

  • 健診センター(土日のみ可、時給高め)
  • クリニック外来(残業少・定時帰り)
  • デイサービス・訪問看護(ゆったりペース)
  • 学校・保育園(長期休暇あり)
  • 企業の産業看護師(残業ほぼなし)

短期バイトから始めれば、リスクなく職場の雰囲気や働き方を確かめられます。合わなければ別のところを試せばいいだけです。

まとめ:FIRE後の働き方、週3日バイトは最高のバランス

この記事のポイントをまとめます。

  • FIREしても働くかどうかは完全に自由。好きな条件で働いてもいいし、全く働かなくてもいい
  • FIRE後に少し働くことで生活リズム・社会とのつながり・節税・社保など複数のメリットがある
  • 週3日バイトは社会保険に入れる最小限の働き方で、マイクロ法人代わりになる
  • 給与収入があることで事業の赤字と損益通算でき、節税効果も得られる
  • 看護師・保健師は資格職なのでブランクがあっても再就職しやすく、時給も高い
  • 市役所の保健師バイトは有給・ボーナス・祝日休み・残業なしでホワイト環境
  • まずは完全無職を半年〜1年たっぷり楽しむのがおすすめ。そこから見えてくるものがある

「FIREしたけど完全無職はちょっと不安」「資産を守りながら社保にも入りたい」という方には、週3日バイトはとても現実的でバランスのいい選択です。

看護師・保健師という資格を持っている方なら、今すぐ実行できる戦略でもあります。ぜひ参考にしてみてください。

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